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野口英世と疫病 英語で日本史クラブ2020年6月27日

昨日のクラブでは、中西康裕『英語対訳で読む日本史の有名人』を参考にして、野口英世と疫病について考えました。
 
 

【Noguchi Hideyo(1876-1928)】

 

Noguchi Hideyo was born into a poor farm family(農家) in Fukushima. He fell into a fireplace(囲炉裏) and burned on(火傷) his left hand so badly that he lost the use of his left fingers.

 

"fireplace"は、普通は「暖炉」の意味ですが、野口英世が暖炉に落ちたというのではおかしいですよね。暖炉は落ちる形してないし、明治時代の日本家屋にありそうにないし。煙突からクロース的なヒゲじいさんシニアのかたが落ちてきたなら分かるけど。

 

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日本家屋の中にあるもので、"fireplace2にふさわしいものを探すと、やはり「囲炉裏」ですね。これは落ちる。子どもとか赤ちゃんとか落ち放題です。

 

 

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写真:Wikipedia「囲炉裏」

 

However, when he was in higher elementary school(高等小学校), he had an operation with the help of his teacher and classmates, and regained the use of his fingers.

 

"higher elementary school"は「高等小学校」です。1886年の小学校令で、4年間の尋常小学校と、4年間の高等小学校が設置されました。尋常小学校までが義務教育です。

その後多少の変遷をたどりながら、日露戦争後の1907年に義務教育は6年間となり、第二次世界大戦後の1947年の教育基本法で義務教育は9年となって、今に至るわけです。

 

This inspired(うながす) him to go into medicine(医学).

 

"medicine"は「薬」の意味で使うことも多いですが、ここでは「医学」と訳しておきたい。

"inspire"のように、日本でもインスパイアとカタカナ表記している単語は、あえて日本語にするとなかなか難しいもの。今日の参加者も日本語が出てこなくて苦労している様子でした。 直訳的には「鼓舞する」といったところでしょうか。

 

He got a medical license at the age of 20, and became an assistant(助手) at the Institute of Infectious Disease.

 

"Institute of Infectious Disease"は「伝染病研究所」。北里柴三郎がつくったやつです。

参加者は感染症研究所と訳していました。

"inefctious"は「伝染病の」でも「感染症の」でもいいし、よく訳せています。固有名詞は覚えておくしかないですね。

北里柴三郎は今度紙幣になることもあって、今までより有名人になるので、北里柴三郎まわりの基本的な知識は、身につけておいて損はないです。ちな、Wiki先生によると、みんな「きたさと」とよぶけど、本来は「きたざと」らしいです。

 

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After he went to the US at the age of 24, a study of snake venoms bore fruit(実を結び、成果を上げ) and he began to work in the famous Rockefeller Institute of Medical Research(ロックフェラー研究所).

 

Hideyo became famous around the world, and came back to Japan in 1915.

 

Around that time, yellow fever(黄熱病) spread throughout Ecuador(エクアドル) in South America, so he went there and made a vaccine(ワクチン).

 

"yellow fever"はそのまま「黄熱病」です。 日本史やってて知っておきたい感染症ワードは、

奈良時代の天平年間に大流行して人口の3分の1が亡くなって、政権中枢の藤原四子が半年で全員亡くなった、天然痘(smallpox)と、

幕末の桜田門外の変とかやっているあたりや、明治時代によく流行した、コレラ(cholera)と、

1918年~20年に、日本でも約39万人が死亡したスペイン風邪(Spanish flu)といったところでしょうか。

このスペイン風邪の死亡者の数字と、今の南米とかの様子を見ていると、ワクチンがない感染症がいかに怖いか、なぜ世界がこれだけの対策をとったのかということが、よく分かるかと思います。

ちなみに、昔はウイルスの存在とか知らなかったので、ウイルス性でない流行り病とかとごっちゃに、「疫病(plague)」といっていましたが、今は「感染症(infection)」と言うことが多いです。

 

However, it had no effect on yellow in Africa.

Hideyo went to Ghana and worked on yellow fever again, but he himself died of yellow fever.

 
あとの訳は大丈夫でしょう。野口英世についてのぶたがどう思っているのかについては、ぜひ過去記事を御覧ください。

 

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こんなかんじで、「英語で日本史クラブ」の体験会が始まりました。
参加してくれたのは、英語が得意な小学生。
この子、英語は得意だけど日本史はそうでもないとのことでしたが、日本史の話も楽しんでもらえたようで、明るい雰囲気の体験会になりました。
 
勉強するなら、まずは好きなことから、そして、好きなことを足がかりに他の分野に発展していくのがなによりです。
 
OneStepの英語で日本史クラブは、まさにそのために設定したものでして、
英語は好きだけど日本史はちょっと、、、という人に、英語で日本史を読めば日本史に興味が持てるかもと、
日本史は好きだけど英語はニガテという人が、日本史の文章なら英語の意味もとりやすいと、思ってもらいたかったのです。
 
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